高山市の軽費老人ホーム

介護のほんねでは、「ケアハウス１番館」をはじめとした、岐阜県/高山市の老人ホームを掲載中。そのなかでも軽費老人ホームの条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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高山駅 (1)

施設の種類

高山市の老人ホーム・介護施設について

高山市は、岐阜県の北部に位置する市です。こちらでは「高山市での高齢者の暮らし」について詳しくご紹介します。

高山市の特徴

高山市役所（CC 表示-継承 3.0, リンク）

高山市の人口は8万6,683人です。そのうち65歳以上の高齢者は2万8,374人で、高齢化率は32.73%となります（2021年1月1日現在）。

面積は2,177.61㎢で、日本で最も広い市として知られています。高山市は大きく分けると、高山、丹生川（にゅうかわ）、清見、荘川、一之宮、久々野（くぐの）、朝日、高根、国府、上宝（かみたから）・奥飛騨の10地域です。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／高山市「高山市の概要」「地域区分から探す」

高山市の魅力

高山市は、レトロな面影が残る街並みが魅力です。国指定史跡の「高山陣屋」は、江戸時代から明治時代に役所として使われた屋敷です。江戸時代には、おふれを出したり年貢の取り立てなどをしました。国内で唯一現存する陣屋として、現在は多くの観光客が訪れています。ほかにも、天然記念物の大銀杏がある「飛騨国分寺」や、国の重要文化財として有名な「吉島家住宅」が代表的です。

また標高3,000m級の山々が連なる「北アルプス」と呼ばれる飛騨山脈がそびえ、ふもとには「奥飛騨温泉郷」が広がっています。冬は温泉、夏はキャンプといった四季折々の楽しみ方ができます。

特産品としては、みずみずしい甘みが魅力の「飛騨リンゴ」、皮まで柔らかい「飛騨ネギ」、赤カブ漬けに使用される「紅カブ」が有名です。

高山市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

高山市の主要な駅

高山市には、JR高山本線が走行しています。主要駅は「高山」駅と「上枝」駅です。「高山」駅からは、下呂・岐阜方面や富山方面へ移動できます。

また高山市内では、市街地を巡回する「まちなみバス」が走行しています。市内の公共施設や病院へ行くのに便利です。

高山市役所

高山市役所の所在地は、高山市花岡町2丁目18です。「高山」駅から徒歩8分で到着します。

要介護認定の申請は、福祉部高年介護課または各支所の地域振興課で受け付けています。

参考：高山市役所

高山市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

高山市に設置されている地域包括支援センターは1カ所です（2020年4月13日現在）。身近な相談窓口として、地域包括支援センターのブランチが9カ所あります。

参考：高山市「高山市地域包括支援センター」「地域包括支援センターについて知りたい」「施設案内市役所・支所」

高山市のイベント

夜祭の様子（大野一将 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

高山市で開催されている恒例のお祭り・イベントをご紹介します。

「春の高山祭（山王祭）」は、毎年4月14・15日に開催される日枝（ひえ）神社の例祭です。巨大で豪華絢爛な12台の「祭屋台」が見られます。数百人が昔ながらの装束をまとって練り歩く「祭行列」があり、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえます。

「飛騨高山手筒花火打ち上げ」は、毎年8月9日に宮川でおこなわれています。火薬を仕込んだ竹筒を手に持ち、火の粉を浴びながら花火を打ち上げる勇敢な姿が見どころです。「参加者の厄を払えるように」という願いをこめた語呂合わせから、8（や）月9（く）日に開催されています。

「秋の高山祭（八幡祭）」は、毎年10月9・10日に櫻山八幡宮で開催されるお祭りです。「春の高山祭」とあわせて「日本三大美祭」に数えられています。「屋台曳き廻し」は、4台の屋台が街を巡る貴重な行事です。夜になると屋台に多くの提灯が灯され、幻想的な雰囲気をかもしだします。お囃子（はやし）や雅楽、獅子舞を先頭にして総勢数百名の参加者が街を練り歩く祭行列も見どころです。

老人ホームや介護施設によっては地域のイベントに参加できることがあります。興味がある方は施設に確認してみましょう。

高山市の高齢者支援制度

高山市が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

軽度生活援助サービス

高齢者の方に対して、日常生活を送るうえでの簡単な作業を支援します。利用回数は原則週1回、作業時間は1時間以内になります。

内容と自己負担額は、以下の表の通りです。

内容	自己負担額
買い物、除雪	160円
屋内の簡単な掃除、洗濯など	100円

対象者は「身体が弱い」「65歳以上の一人暮らし」「高齢者のみの世帯」「訪問介護サービスまたは介護予防・生活支援サービス事業では援助が不足している」の4点を満たす方です。

参考：高山市「軽度生活援助サービス」

高齢者配食サービス

きざみ食・カロリー制限食などの特別食を自宅まで配達してもらえるサービスです。毎週月曜日から金曜日まで、1日につき1食配達されます。1食あたり400円です。

対象は特別食を必要とする高齢者世帯などで、主に以下のような方々です。

在宅の寝たきり高齢者
虚弱高齢者
一人暮らしの高齢者、または高齢者世帯

参考：高山市「配食サービス（特別食）」

福祉タクシー

車いすの方や寝たきりの方が利用できる福祉タクシーを運行しています。社会的孤立感の解消や、家族の身体的・精神的負担の軽減が目的です。必要な場合は、ストレッチャーや車いすの準備もおこないます。

対象者は「車いす利用の方」や「寝たきりの方」です。利用時間は午前8時から午後6時までです。大型タクシーの30分ごとの貸切料金が自己負担となります。

参考：高山市「福祉タクシー」

高山市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

高山市内で老人ホームを探していて希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。高山市は、飛騨市、郡上市、下呂市、大野郡白川村、長野県大町市、松本市、木曽郡木曽町、富山県富山市、石川県白山市、福井県大野市と隣接しています。

軽費老人ホーム（ケアハウス）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは軽費老人ホーム（ケアハウス）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい軽費老人ホーム（ケアハウス）の特徴」をご紹介します。

軽費老人ホームはケアハウス（C型）に統合される

軽費老人ホームはA・B・Cの3種類があります。なかでもC型を「ケアハウス」といいます。A型とB型は2008年より新設されていません。今後はケアハウス（C型）に統合される見通しです。

軽費老人ホーム全体の数もC型が全国に2,020施設あるのに対してA型は193施設、B型は13施設しかありません。この記事では、ケアハウスを中心に軽費老人ホームについて紹介します。参考：厚生労働省「平成29年度福祉行政報告例の概況」

ケアハウスには2種類ある

ケアハウスは「一般型」と「介護型」の2種類があります。どちらも比較的、低価格で利用できるのが魅力ですが、サービスの内容やスタッフの種類に違いがあります。検討時にどちらを選ぶべきなのか把握しておくのがおすすめです。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の特徴を把握していますか？

続いてケアハウスの特徴をご紹介します。ご自身が求めている希望と照らし合わせながらご覧ください。

一般型ケアハウスの特徴

一般型ケアハウスは、食事の提供や生活支援、安否確認などのサービスを受けられます。介護サービスを提供していないので、デイサービスや訪問介護を利用する際は外部の事業者と別途、契約が必要です。

介護型ケアハウスの特徴

介護型ケアハウスは「特定施設入居者生活介護」を受けており、介護サービスが含まれています。24時間介護スタッフが常駐しており、日常的に介護が必要な方にとっても安心できる環境です。要介護度が重くなっても入居し続けられ、なかには看取り対応しているホームもあります。

ケアハウスの特徴についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の入居条件は満たしていますか？

ケアハウスには入居条件があります。当然、満たしていない場合は入居ができません。見学までして「入居不可だった」ということがないよう、あらかじめ入居条件を把握しておくことをおすすめします。

一般型ケアハウスの入居条件

一般型ケアハウスの場合は「60歳以上」が入居条件です。ただし基本的には自立～要支援2の方を対象としており、要介護3以上になると退去しなければいけないケースもあります。

介護型ケアハウスの入居条件

介護型ケアハウスは65歳以上で要介護1以上の方が対象です。自立～要支援2の方は入居できません。

ケアハウスのメリット・デメリット

入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。他の施設形態と比べて優れているところ、劣っているところを把握したうえで、ピッタリの施設を探してみてください。

一般型ケアハウスのメリット

一般型ケアハウスのメリットとして、価格が安いことが挙げられます。初期費用・月額費用ともに少なく、収入に不安がある方でも入居可能です。また生活上の自由度が高く、外出も基本自由です。介護サービスも必要な分だけ利用できます。

一般型ケアハウスのデメリット

一般型ケアハウスの場合は、介護・医療体制が充実していません。もし介護や医療のニーズが高まってしまった場合は、退去が必要になることもあります。

また介護型にも共通しますが、ケアハウスは費用が低額のため人気です。よって待機者も多くすぐに入居できない点もデメリットとなります。

介護型ケアハウスのメリット

介護型ケアハウスのメリットとして大きいのは24時間にわたって介護職員が常駐しており、安心して生活できる点です。また終身利用できる施設が多く「終の住処」として利用できます。介護付き有料老人ホームに近いレベルで医療・介護体制がある施設とイメージしてください。

介護型ケアハウスのデメリット

介護型ケアハウスの場合、月額利用料は他の施設よりリーズナブルに設定してあるものの、初期費用が高くなる傾向にあります。まとまった額を準備しなければ入居できないこともありますので、注意が必要です。

ケアハウスの費用

	入居時費用	月額費用
一般型	数十万円ほど	8万～20万円ほど
介護型	数十万～数百万円ほど	8万～20万円ほど

実際に入居するにあたって、ケアハウスでかかる費用について紹介します。一般型と介護型で、初期費用が大きく変わるのがポイントです。

介護型の場合は介護サービスが含まれているので、そのぶん入居時費用が高いのが特徴になります。月額費用は他の施設に比べるとリーズナブルです。

ケアハウスの費用についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）が要望に合っているかを事前に確認しておく

ケアハウスに入居する前は、必ず介護体制や入居後の暮らしを知ってから決断することをおすすめします。

また一般型と介護型では入居後のライフスタイル、メリット・デメリットが大きく違います。微妙な違いについて、ご自身で判断ができない場合は、希望の施設がなくても、介護のほんねまでお気軽にお電話ください。

施設探しのプロである入居相談員が、お客様のご希望を伺い、ピッタリの施設をご提案させていただきます。またケアハウス以外に全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しております。悩んだ結果、施設の種類から見直す場合は参考にしてみてください。

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