喜多方市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「地域密着型特定施設入居者生活介護　きらりの家」、「きらりの家」、「リビングプラザ喜多方」をはじめとした、福島県/喜多方市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は4件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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喜多方市の老人ホーム・介護施設について

喜多方（きたかた）市は、福島県の北西部に位置する市です。こちらでは「喜多方市の高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

喜多方市の特徴

喜多方市役所庁舎（Ebiebi2 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

喜多方市の人口は4万6,602人です。このうち65歳以上の高齢者人口は1万6,640人で、高齢化率は35.71%となっています（2021年1月1日現在）。

喜多方市の面積は554.63㎢です。2006年に旧喜多方市、旧熱塩加納（あつしおかのう）村、旧塩川町、旧山都町、旧高郷村が合併して、現在の喜多方市が誕生しました。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調（10月1日時点）」／喜多方市「喜多方市のご案内」

喜多方市の魅力

喜多方市は、雄大な自然に恵まれた市です。市の北部には福島県・山形県・新潟県の3県にまたがる飯豊連峰（いいでれんぽう）、東部には雄国山麓（おくにさんろく）といった山々が連なっています。

喜多方市には、飯豊連峰から流れる良質な水を生かした多くの名産品があります。「喜多方ラーメン」は、スープや麺に飯豊連峰の水が使われます。しょう油ベースのスープとコシのある麺が特徴です。このほか「そば」や「地酒」が造られています。

また、喜多方市は「蔵とラーメンのまち」として観光資源が豊富です。「喜多方ラーメン神社」は、喜多方ラーメンの歴史や資料が展示されている博物館です。ラーメンの形を模した「ラーメンソフト」が食べられます。さらに、市の至るところに蔵が残されています。喜多方市の蔵は用途が広く、倉庫をはじめ住まいや店舗、作業場として使われてきました。「喜多方蔵の里」では、実際に使われていたさまざまな蔵を見学できます。

喜多方市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

喜多方市の主要な駅

喜多方市内ではJR磐越西線が走行しています。主要駅は「喜多方」駅です。隣市にある「会津若松」駅までは約16分で行き来できます。

また、駅からは路線バスの「会津バス」を利用できます。

喜多方市役所

喜多方市役所の所在地は、喜多方市字御清水東（おしみずひがし）7244-2です。JR「喜多方」駅から徒歩約15分で到着します。

要介護認定の申請は、高齢福祉課介護保険・予防室または各総合支所住民課で受け付けています。

参考：喜多方市役所

喜多方市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

喜多方市には、地域包括支援センターが1カ所、サブセンターが4カ所設置されています。

参考：喜多方市「高齢者に関する身近な相談窓口『地域包括支援センター』」

喜多方市のイベント

喜多方市で恒例となっているイベントをご紹介します。

「喜多方さくら祭り」は、毎年4月に日中線記念自転車歩行者道でおこなわれるお祭りです。3kmにわたる街道に約1,000本のしだれ桜が咲き誇ります。期間中は桜のライトアップが実施されるほか、町中で期間限定グルメを楽しめます。

「蔵のまち喜多方夏まつり」は、8月中旬に喜多方ふれあい通りで開催されるイベントです。市民が踊りながら練り歩く「会津磐梯山（ばんだいさん）庄助おどり」や「子どもまつり囃子」「会津喜多方蔵太鼓演奏」が見どころです。ラストを飾る「太鼓台競演」では、力強い太鼓や笛の音色が喜多方市内に響き渡ります。

老人ホームや介護施設のなかには、レクリエーションとして地域のイベントに参加するところがあります。興味がある方は、入所を検討している施設に確認してみましょう。

喜多方市の高齢者支援制度

喜多方市が展開する高齢者の支援制度を紹介します。

高齢者世帯等除雪支援事業

自力での除雪が困難な高齢者世帯などに対し、除雪作業を手助けしています。自宅の周辺および敷地内の通路確保といった、日常生活を維持できる範囲の除雪をします。

除雪は手作業が基本です。ただし、降雪状況などにより除雪機械の使用、屋根の雪下ろしなどをおこないます。利用料は、手作業の場合1回120円です。除雪機械を使う際は400円、屋根の雪下ろしは600円となります。

なお、除雪を依頼するには市から配布される利用券が必要です。利用券1枚につき、作業員1名が30分間の除雪支援作業を実施します。利用券の支給枚数は20～36枚で、居住地区によって異なります。

利用対象者は次の1または2に当てはまる世帯です。

1. 次のいずれかに当てはまる方で構成する世帯

2. 小学生以下の子どもを養育するひとり親世帯

問い合わせは、市役所高齢福祉課で受け付けています。

参考：喜多方市「高齢者世帯等除雪支援事業」

緊急通報システム事業

急病や事故といった緊急時にすぐ外部に連絡できる「緊急通報システム」を貸し出すサービスです。緊急通報システムを使用すると近隣の協力者などに連絡がいき、迅速な対応につなげます。

貸し出し機器は、緊急通報用電話機、携帯用無線送信機、人感センサー、火災報知器などです。機器の貸し出しは無料ですが、電話回線の使用料や通話料などは本人負担となります。

対象者は「市内に住むおおむね65歳以上で一人暮らしの方」「一人暮らしの重度身体障がい者」「特に必要と認められた方」のいずれかに該当する方です。利用にあたっては、電話回線を保有していることが条件となります。

問い合わせは高齢福祉課で受け付けています。

参考：喜多方市「緊急通報システム事業」

配食サービス事業

一人暮らし高齢者などの自宅に栄養バランスのとれた食事を配達するサービスです。配達時に利用者の安否確認もおこない、異常があった場合は救急や警察などに連絡します。

配達は1日1回（昼食）で、週7日以内まで利用可能です。利用料は普通食が1食300円、栄養改善食が350円となります。

対象者は市内に住む65歳以上の一人暮らし高齢者などで、心身の障がいまたは疾病などの理由で買物や調理が困難な方、および食事内容の管理が必要と認められる方です。

問い合わせは、高齢福祉課で受け付けています。

参考：喜多方市「配食サービス事業」

喜多方市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

喜多方市で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで範囲を広げてみましょう。喜多方市は、会津若松市、耶麻郡北塩原村西会津町・磐梯町、河沼郡会津坂下町・湯川村、山形県米沢市、西置賜郡飯豊町・小国町、新潟県新発田市、東蒲原郡阿賀町と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。