介護のほんねでは、「グループホームほのぼの苑」、「ニチイケアセンター小森野」、「二チイケアセンター野中」をはじめとした、福岡県/久留米市の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は49件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。
検索結果 49件
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久留米市（くるめし）は、福岡県南西部に位置している中核都市で、5つの国道が通る交通の要衝となっています。ここでは「久留米市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。
久留米市の人口は、30万4,666人です。65歳以上の高齢者人口は8万3,350人で、高齢化率は27.36％です（2021年1月1日現在）。
久留米市の面積は229.96 km²です。地域は東部、西部、南部、北部、中央部と大きく分かれています。
| エリア | 主な対象校区 |
|---|---|
| 北部 | 小森野・宮ノ陣・北野・弓削（ゆげ）・大城・金島（かねしま） |
| 中央部 | 日吉（ひよし）・篠山・荘島（しょうじま）・京町・南薫（なんくん）・金丸・西国分・長門石（ながといし） |
| 東部 | 善導寺・大橋・山本・草野・田主丸（たぬしまる）・船越（ふなごし）・水分（みずわけ） |
| 西部 | 安武（やすたけ）・大善寺・荒木・城島（じょうじま）・下田・青木・江上・浮島（うきしま） |
| 南部 | 合川（あいかわ）・山川・東国分・御井（みい）・鳥飼・津福（つぶく）・南 |
久留米市は九州一の大河である筑後川（ちくごがわ）が流れ、四季の変化に富んだ温暖な気候が魅力です。
「医者のまち」として有名で、人口10万人あたりの医師の数は全国トップクラスとなっています。24時間365日いつでも対応できる救急医療体制が市全体として整備されており、高度救命救急センターではハイリスク患者に対応できます。また全国有数のがん研究拠点である「久留米大学先端癌治療研究センター」をはじめ、検査機関が充実しているのが魅力です。
また久留米市には、芸術や景色を楽しめる施設があります。ミュージカルや音楽を楽しめる「久留米シティプラザ」、四季折々の花々を楽しめる「石橋文化センター」が代表的です。
久留米市には、JR鹿児島本線・久大本線・九州新幹線、西鉄天神大牟田（おおむた）線、甘木（あまぎ）線が走っています。主要駅はJR「久留米」駅、「西鉄久留米」駅です。「久留米」駅は、九州新幹線が通り、鹿児島、博多方面への移動に便利です。
久留米市には新幹線や主要な路線が停車する駅があるため、通勤や通学の時間帯は比較的混雑します。日中は空いているので、時間帯をずらして公共交通機関を利用するのがおすすめです。
久留米市役所は、久留米市城南町15-3にあります。JR「久留米」駅からは徒歩8分で到着します。バスを利用する場合は、西鉄バス「市役所前」バス停で下車、すぐです。
要介護認定の申請先・相談先は、介護保険課（市庁舎6階）と各支所の市民福祉課です。郵送での手続きや、事業者による代行手続きが可能です。
参考：久留米市役所
地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。
久留米市には11カ所の地域包括支援センターがあります。利用時間は、8時30分〜17時15分（月曜日〜金曜日※年末年始は除く）です。
参考：久留米市「地域包括支援センターとは」
久留米市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。
「筑後川花火大会」は、毎年8月上旬に開催されています。360年以上の長い歴史を持ち、水天宮（すいてんぐう）奉納花火として始まったとされているお祭りです。打ち上げ会場は京町会場と篠山会場の2つで、両方の会場で花火が打ち上がる様子は迫力があります。打ち上げられる花火の数は1万8,000発です。
「大善寺玉垂宮の鬼夜（だいぜんじたまたれぐうのおによ）」は、毎年正月の7日に開催されるお祭りです。1,600年の伝統があり「日本三大火祭り」の一つとして数えられています。国の重要無形民俗文化財に指定された、久留米市の代表的なお祭りです。
見どころは「大松明（たいまつ）廻し」。日本一の大きさといわれる大松明6本を、男たちが支えながら境内を巡ります。火の粉を浴びると無病息災だと伝えられています。
老人ホームや介護施設によっては、外出レクリエーションの一環としてイベントに出かけることがあります。気になる方は入居前に施設に確認してみてください。
久留米市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。
食事の支度や買い物が困難な高齢者世帯に配食し、安否確認をするサービスです。1日2食（昼食、夕食）、週6日（月～土曜日）を上限として、650円相当の食事を配食します。利用料は市町村民税非課税世帯が1食450円、課税世帯が650円です。対象者は「65歳以上の一人暮らしまたは高齢者のみの世帯」で「要介護1以上の方」となります。
参考：久留米市「配食サービス」保健師が高齢者の自宅を訪問し、生活機能に問題がないかチェックをして、助言をするサービスです。総合的に対象者の評価をし、社会参加のために必要なアドバイスや指導をおこないます。無料で1回60分程度の利用が可能です。対象者は「久留米市在住」で「要介護1または2に認定」され「訪問型サービスによる介護予防で自立した生活を送ることが見込まれる方」です。
利用したい場合は、長寿支援課介護予防・生きがい支援チームに相談してみてください。
参考：久留米市「久留米市短期集中型訪問事業（元気向上訪問相談サービス）」「短期集中型訪問事業のご案内」介護予防や生活習慣病の予防を目的とした「にこにこステップ運動」をおこなう教室です。安全な有酸素運動を通して運動習慣が身に付きます。対象者は「おおむね65歳以上の方で、昇降運動などがおこなえる方」です。
申し込みをすると抽選で参加の可否が決まります。興味がある場合は、久留米市長寿支援課に問い合わせてみてください。
参考：久留米市「令和3年度『にこにこステップ運動教室』」希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。久留米市は、小郡市、朝倉市、筑後市、大川市、うきは市、三潴郡大木町、八女市、八女郡広川町、三井郡大刀洗町、佐賀県鳥栖市、神埼市、三養基郡みやき町と隣接しています。
ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。
グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。
グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。
グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。
要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。
グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。
グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。
特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。
また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。
グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。
グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。
グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。
認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。
グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。
| 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|
| 0～数百万円ほど | 10～20万円ほど |
グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。
入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。
グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。
以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。
グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。
また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。
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