糟屋郡須惠町のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「アルク住宅型有料老人ホーム」をはじめとした、福岡県/糟屋郡須惠町の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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糟屋郡須惠町の老人ホーム・介護施設について

糟屋郡須惠町（すえまち）は、福岡市から東に約10kmに位置する町です。こちらでは「糟屋郡須惠町での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

糟屋郡須惠町の特徴

須惠町役場そらみみ - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる

糟屋郡須惠町の人口は2万9,045人です。そのうち、65歳以上の高齢者人口は7,665人で、高齢化率は26.39%となっています。糟屋郡須惠町の面積は16.31㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2022年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（4月1日時点）」

糟屋郡須惠町の魅力

糟屋郡須惠町は、緑豊かな山々をはじめとする自然にあふれた町です。東部と北部には「太宰府（だざいふ）県立自然公園指定地区」に指定されている若杉山や岳城山（たけじょうさん）があります。若杉山には樹齢数百年といわれる老杉が茂っているのが特徴です。そのほか「皿山公園」では、春になると桜や梅はもちろん、3万本のつつじが咲きます。

また、須惠町には多くの文化財が残っています。「須惠町立歴史民俗資料館」は九州初の歴史資料館です。昔の民具や農具、炭坑資料など2万点もの資料が保存され、須恵の歴史をたどることができます。約150年にわたって作られた須恵焼は「幻の筑前磁器」として有形文化財に指定されています。

須惠町は、交通面の整備も進められている地域です。町内には3つの幹線道路が通っているほか、九州自動車道の「須恵」スマートインターもあり、県内はもちろん県外にも移動しやすくなっています。さらに、バスを利用すれば福岡空港へ30分で、鉄道では「福岡」駅へ30分で到着できます。

糟屋郡須惠町の主要な駅・町役場・地域包括支援センター

糟屋郡須惠町の主要な駅

糟屋郡須惠町には、JR香椎（かしい）線が通っています。主要駅は「須恵」駅です。

町内には須惠町コミュニティバスも運行しています。運賃は1乗車100円ですが、町内に住む65歳以上の高齢者で介護保険被保険者証を持っている方、および同乗する介護者1人までは無料です。

須惠町役場

須惠町役場の所在地は、糟屋郡須惠町大字須恵771です。JR香椎線「須恵中央」駅より徒歩3分で着きます。

要介護認定の窓口は、新規の申請か更新・変更かによって異なります。新規申請の方は地域包括支援センターで、更新・変更申請の方は福祉課で受け付けています。

参考：須恵町役場

糟屋郡須惠町の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

糟屋郡須惠町の地域包括支援センターは1カ所です（2022年2月7日現在）。

参考：糟屋郡須惠町「須惠町地域包括支援センターです」

糟屋郡須惠町のイベント

糟屋郡須惠町で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「ふれあい夏フェス」は、例年8月上旬に「ふれあいレインボー」で開催されるお祭りです。当日はキッチンカーや露店が並ぶほか、音楽やダンスを披露するステージ発表などの催し物が楽しめます。お祭りの終盤に打ち上げられる花火も見どころです。

「商工つつじまつり」は、例年4月下旬に「皿山公園イベント広場」で開催されるイベントです。須惠町の地域活性化を目的に、町花のつつじをテーマにした催しをおこないます。和太鼓の演奏やマジックショー、大抽選会といったステージイベントや、飲食を楽しめる露店など、バラエティー豊かな内容です。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

糟屋郡須惠町の高齢者支援制度

糟屋郡須惠町が展開する高齢者の支援制度を紹介します。

食の自立支援サービス

調理をすることが難しい高齢者に、栄養バランスのとれた食事を配達すると共に安否確認をするサービスです。1週間に7食まで、1食につき250円を助成します。

対象となるのは、65歳以上の単身世帯および高齢者のみで暮らす世帯であり、なおかつ以下のいずれかの条件を満たす方です。

要介護認定を受けている方
身体障がい者手帳の1級もしくは2級を持っている方
知的障がいの判定が重度である方
精神保健福祉手帳の1級または2級を持っている方

参考：糟屋郡須惠町「須惠町在宅高齢者サービスとは」

緊急通報システム

緊急時における連絡確保を目的に、緊急通報装置を貸し出します。システムを利用する際の基本料金や通話料金は利用者負担となりますが、機器の設置にかかる費用は町が全額負担します。

対象となるのは、70歳以上の一人暮らしの方や高齢者のみの世帯で、なおかつ心身の障がいや疾病を持っている方です。

参考：糟屋郡須惠町「須惠町在宅高齢者福祉サービス一覧」

はり・きゅう施術料の一部助成

はり・きゅうの施術を受ける際の費用の一部を助成します。1カ月に4回まで助成を受けることが可能です。1回の施術につき1,500円を限度として、施術費の半額を助成します。

対象となるのは、糟屋郡須惠町内に住んでいる65歳以上の高齢者です。

参考：糟屋郡須惠町「須惠町在宅高齢者福祉サービス一覧」

糟屋郡須惠町で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

糟屋郡須惠町で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。糟屋郡須惠町と隣接するのは飯塚市、糟屋郡粕屋町・篠栗町・志免町・宇美町です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。