古賀市の軽費老人ホーム

介護のほんねでは、「ケアハウス　どんぐり」をはじめとした、福岡県/古賀市の老人ホームを掲載中。そのなかでも軽費老人ホームの条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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古賀市の老人ホーム・介護施設について

古賀市は福岡県北部に位置する市です。こちらでは「古賀市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

古賀市の特徴

古賀市役所 2006年10月6日　Bakkai撮影（日本語版ウィキペディアのBakkaiさん, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

古賀市の人口は5万9,645人です。65歳以上の高齢者人口は1万6,032人で、高齢化率は26.88％となっています。古賀市の面積は42.07㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村面積調」

古賀市の魅力

古賀市は山、川、海に恵まれた地であり、市内には美しい自然を満喫できる場所が数多くあります。自然と健康をテーマに整備された「古賀グリーンパーク」、健康増進施設「クロスパルこが」、古賀市最大規模の庭園「興山園（こうざんえん）」といった施設が代表的です。また、玄海国定公園に指定された「花鶴（かづる）浜」では玄界灘を眺めながら散策できます。

また、古賀市は県庁所在地である福岡市に近いことが特徴です。電車では「博多」駅まで約20分、バスだと「天神バスセンター」まで約40分でアクセスできます。そのため流通や交通の面で便利な生活ができます。

古賀市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

古賀市の主要な駅

古賀市では、JR鹿児島本線が走っています。主要な駅は、JR「古賀」駅です。「小倉」駅や「博多」駅といった大規模な駅まで1本で行き来できます。

古賀市役所

古賀市役所の所在地は、古賀市駅東1丁目1-1です。JR鹿児島本線「古賀」駅（東口）から徒歩約8分で到着します。

要介護認定の窓口は、健康介護課介護保険係です。

参考：古賀市役所

古賀市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

古賀市には地域包括支援センターが3カ所設置されています。

参考：古賀市「地域包括支援センター」

古賀市のイベント

古賀市で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「まつり古賀」は、例年11月に古賀市役所で開催されるイベントです。市内の飲食店や小売店などの食品関連企業が、手頃な価格で商品を販売します。買い物客数は約4万人という、古賀市内で最大規模のお祭りです。

「夏越祭り」は、例年7月31日に五所八幡宮で開催されるお祭りです。約400年の歴史を誇ります。別名「輪越し祭り」と呼ばれ、茅（ちがや）で作られた大きな輪をくぐり、無病息災を祈願します。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

古賀市の高齢者支援制度

古賀市が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

配食サービス

高齢者の健康増進や食生活の自立支援を目的に、栄養バランスのとれた食事を配達し、同時に安否確認をする事業です。利用料金は1食あたり420～425円です。月～土曜日の昼食または夕食を届けます。なお、利用回数は利用者の状況によって市が判断します。

対象となるのは、古賀市内に住んでいて食事の用意が難しい方のうち、以下の3点のいずれかに該当する方です。

おおむね65歳以上の高齢者や障がい者のみの、非課税世帯に属している方
虚弱や障がいなどを理由に食事の用意が難しい方
定期的な安否確認が必要な方

お問い合わせは、古賀市役所福祉課（サンコスモ古賀内）で受け付けています。

参考：古賀市「配食サービス、安否確認緊急対応コール事業」

安否確認緊急対応コール事業

一人暮らしの高齢者が抱える不安を緩和して、在宅生活を支援する事業です。緊急時に、緊急通報センターに連絡できる緊急通報装置（据置型、携帯型）を貸し出します。相談先を確保するとともに、あらかじめ組織された地域協力体制によって、必要なサポートをおこないます。

利用料は月額660円です。また利用にあたってNTTの回線と緊急時の協力員が2名が必要になります。

対象となるのは、70歳以上の一人暮らし高齢者です。お問い合わせは、古賀市役所福祉課（サンコスモ古賀内）で受け付けています。

参考：古賀市「配食サービス、安否確認緊急対応コール事業」

はりきゅう施術料助成

高齢者が受けるはりきゅうの施術費用の一部を助成する事業です。1回あたりの助成額は以下のように施術料総額によって変動します。

施術料総額	助成額
1,000円未満	なし
1,000～2,000円未満	500円
2,000円以上	1,000円

利用にあたっては、事前に申請したうえで「補助券」の交付を受けてください。助成額は最大8,000円で、1度につき1枚の補助券を利用できます。500円分として使うと最大16回、1,000円分として使うと8回利用可能です。

対象者は「65歳以上の方」です。お問い合わせは、古賀市役所福祉課（サンコスモ古賀内）で受け付けています。

参考：古賀市「はりきゅう施術料助成内容・指定施術業者」

古賀市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

古賀市内で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。古賀市と隣接しているのは、宮若市、福津市、糟屋郡新宮町・久山町です。

軽費老人ホーム（ケアハウス）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは軽費老人ホーム（ケアハウス）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい軽費老人ホーム（ケアハウス）の特徴」をご紹介します。

軽費老人ホームはケアハウス（C型）に統合される

軽費老人ホームはA・B・Cの3種類があります。なかでもC型を「ケアハウス」といいます。A型とB型は2008年より新設されていません。今後はケアハウス（C型）に統合される見通しです。

軽費老人ホーム全体の数もC型が全国に2,020施設あるのに対してA型は193施設、B型は13施設しかありません。この記事では、ケアハウスを中心に軽費老人ホームについて紹介します。参考：厚生労働省「平成29年度福祉行政報告例の概況」

ケアハウスには2種類ある

ケアハウスは「一般型」と「介護型」の2種類があります。どちらも比較的、低価格で利用できるのが魅力ですが、サービスの内容やスタッフの種類に違いがあります。検討時にどちらを選ぶべきなのか把握しておくのがおすすめです。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の特徴を把握していますか？

続いてケアハウスの特徴をご紹介します。ご自身が求めている希望と照らし合わせながらご覧ください。

一般型ケアハウスの特徴

一般型ケアハウスは、食事の提供や生活支援、安否確認などのサービスを受けられます。介護サービスを提供していないので、デイサービスや訪問介護を利用する際は外部の事業者と別途、契約が必要です。

介護型ケアハウスの特徴

介護型ケアハウスは「特定施設入居者生活介護」を受けており、介護サービスが含まれています。24時間介護スタッフが常駐しており、日常的に介護が必要な方にとっても安心できる環境です。要介護度が重くなっても入居し続けられ、なかには看取り対応しているホームもあります。

ケアハウスの特徴についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の入居条件は満たしていますか？

ケアハウスには入居条件があります。当然、満たしていない場合は入居ができません。見学までして「入居不可だった」ということがないよう、あらかじめ入居条件を把握しておくことをおすすめします。

一般型ケアハウスの入居条件

一般型ケアハウスの場合は「60歳以上」が入居条件です。ただし基本的には自立～要支援2の方を対象としており、要介護3以上になると退去しなければいけないケースもあります。

介護型ケアハウスの入居条件

介護型ケアハウスは65歳以上で要介護1以上の方が対象です。自立～要支援2の方は入居できません。

ケアハウスのメリット・デメリット

入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。他の施設形態と比べて優れているところ、劣っているところを把握したうえで、ピッタリの施設を探してみてください。

一般型ケアハウスのメリット

一般型ケアハウスのメリットとして、価格が安いことが挙げられます。初期費用・月額費用ともに少なく、収入に不安がある方でも入居可能です。また生活上の自由度が高く、外出も基本自由です。介護サービスも必要な分だけ利用できます。

一般型ケアハウスのデメリット

一般型ケアハウスの場合は、介護・医療体制が充実していません。もし介護や医療のニーズが高まってしまった場合は、退去が必要になることもあります。

また介護型にも共通しますが、ケアハウスは費用が低額のため人気です。よって待機者も多くすぐに入居できない点もデメリットとなります。

介護型ケアハウスのメリット

介護型ケアハウスのメリットとして大きいのは24時間にわたって介護職員が常駐しており、安心して生活できる点です。また終身利用できる施設が多く「終の住処」として利用できます。介護付き有料老人ホームに近いレベルで医療・介護体制がある施設とイメージしてください。

介護型ケアハウスのデメリット

介護型ケアハウスの場合、月額利用料は他の施設よりリーズナブルに設定してあるものの、初期費用が高くなる傾向にあります。まとまった額を準備しなければ入居できないこともありますので、注意が必要です。

ケアハウスの費用

	入居時費用	月額費用
一般型	数十万円ほど	8万～20万円ほど
介護型	数十万～数百万円ほど	8万～20万円ほど

実際に入居するにあたって、ケアハウスでかかる費用について紹介します。一般型と介護型で、初期費用が大きく変わるのがポイントです。

介護型の場合は介護サービスが含まれているので、そのぶん入居時費用が高いのが特徴になります。月額費用は他の施設に比べるとリーズナブルです。

ケアハウスの費用についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）が要望に合っているかを事前に確認しておく

ケアハウスに入居する前は、必ず介護体制や入居後の暮らしを知ってから決断することをおすすめします。

また一般型と介護型では入居後のライフスタイル、メリット・デメリットが大きく違います。微妙な違いについて、ご自身で判断ができない場合は、希望の施設がなくても、介護のほんねまでお気軽にお電話ください。

施設探しのプロである入居相談員が、お客様のご希望を伺い、ピッタリの施設をご提案させていただきます。またケアハウス以外に全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しております。悩んだ結果、施設の種類から見直す場合は参考にしてみてください。

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