伊予郡砥部町のグループホーム

介護のほんねでは、「グループホーム　すまいる」、「グループホームぽかぽか」、「ぐるうぷほーむ　砥辺」をはじめとした、愛媛県/伊予郡砥部町の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は5件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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伊予郡砥部町の老人ホーム・介護施設について

伊予郡砥部町は愛媛県中央部に位置する町で、松山市のベッドタウンとして発展してきました。こちらでは伊予郡砥部町での高齢者の暮らしについてご紹介します。

伊予郡砥部町の特徴

砥部町役場、愛媛県、日本（アラツク - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

伊予郡砥部町の人口は2万494人です。そのうち65歳以上の高齢者人口は7,016人で、高齢化率は34.23％となります。

伊予郡砥部町の面積は101.59㎢です。町内は砥部地区、広田地区、宮内地区、麻生地区の4地区に大きく分かれます。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2022年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（7月1日時点）」／伊予郡砥部町「砥部町高齢者福祉計画・第8期介護保険事業計画」

伊予郡砥部町の魅力

伊予郡砥部町では江戸時代から焼き物の製造が盛んです。約240年の歴史がある国の伝統工芸品「砥部焼」の産地で、町内にはおよそ100軒の窯元があります。伝統の技術を受け継ぎながら、近年では若手陶芸家による新しいデザインの作品も増えてきています。

「愛媛県立とべ動物園」は西日本有数の規模の動物園です。生息地別に約160種・750点の動物が展示されています。また「衝上断層公園」では、国の天然記念物に指定されている砥部衝上断層を観察できるほか、四季折々の風景が楽しめます。どちらのスポットもバリアフリーに対応しています。

伊予郡砥部町の特産品の一つは地酒です。地元ブランドの「陶街道」ラベルの酒が販売されています。また全国梅干コンクールで優秀賞を獲得した「七折小梅」は果肉が多く酸味が少ないのが特徴です。このほか「紅まどんな」や伊予柑、デコポンといった柑橘類が有名です。

伊予郡砥部町の主要な駅・町役場・地域包括支援センター

伊予郡砥部町の主要な駅

伊予郡砥部町には鉄道が走っていません。町内の主な公共交通は伊予鉄バスです。

砥部地区と広田地区では、のりあいタクシーが運行されています。事前予約をすると自宅付近から目的地もしくは区域内の指定乗降場所までタクシーで移動できます。

砥部町役場

砥部町役場の所在地は伊予郡砥部町宮内1392です。「砥部町役場西」バス停を下車して徒歩3分で着きます。要介護認定の申請は介護福祉課または広田支所で受け付けています。

参考：砥部町役場

伊予郡砥部町の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

伊予郡砥部町の地域包括支援センターは、サブセンターを含めて2カ所です（2020年4月1日現在）。

参考：伊予郡砥部町「地域包括支援センター」

伊予郡砥部町のイベント

砥部焼伝統産業会館。愛媛県砥部町。（oddstranger - https://www.flickr.com/photos/oddstranger/14513442999/, CC 表示-継承 2.0, リンクによる）

伊予郡砥部町で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「七折梅まつり」は例年2月下旬〜3月上旬に「七折梅園」で開催されているお祭りです。梅園内では30種類・約1万6,000本もの梅が鑑賞できます。梅のタネ飛ばし大会や餅まき、梅の加工品の販売といった催しがおこなわれます。入場料は大人1人300円ですが、障がい者手帳をお持ちの方は無料です。

「砥部焼まつり」は例年4月の第3土曜日と日曜日に「砥部焼伝統産業会館」などで開催されているお祭りです。日用食器から高級品まで約10万点もの商品が通常よりお値打ち価格で販売されます。例年10万人以上の人が訪れる砥部焼の一大イベントです。

「外山ほたる祭」は例年5月下旬～6月中旬に「JA外山経済センター」周辺で開催されるイベントです。ホタルが最も多く飛び交う初夏におこなわれています。ホタル観賞のほか、餅まきや農産物販売、甘酒の無料振る舞いがあります。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

伊予郡砥部町の高齢者支援制度

伊予郡砥部町が展開する高齢者の支援制度を紹介します。

運転免許証自主返納支援事業

運転免許証を自主返納した高齢者の方に対して、乗車券などを交付する事業です。助成額は1人5,000円分で、伊予鉄道株式会社が交付している「ICい〜カード」にチャージするか、町内を走るタクシー会社の利用助成券10枚を交付します。交付は1人1回限りです。

対象となるのは「町内在住の65歳以上の高齢者である」「2018年4月1日以降にすべての運転免許証を自主返納している」の2点を満たす方です。ただし、自主返納してから65歳以上になった方は対象外です。

参考：伊予郡砥部町「運転免許証自主返納支援事業」

いきいき見守り配食サービス事業

栄養バランスが取れた食事の提供と安否確認を同時におこなう事業です。旧砥部地区は1食550円、旧広田地区は1食500円で利用できます。

対象となるのは、65歳以上で一人暮らしをしている方などです。

参考：伊予郡砥部町「在宅で利用できる福祉サービス」

家族介護用品支給事業

在宅介護をしている家族に対して2カ月に1回、介護用品を支給します。限度額は1年間で6万円までです。支給する介護用品は紙おむつや尿取りパッド、使い捨て手袋、清拭剤、ドライシャンプーなどです。

対象となるのは、以下の両方を満たす高齢者を介護している家族です。

要介護4・5と認定された方
町民税非課税世帯で在宅生活を送る高齢者の方

参考：伊予郡砥部町「在宅で利用できる福祉サービス」

伊予郡砥部町で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

伊予郡砥部町で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。伊予郡砥部町が隣接しているのは、松山市、伊予市、伊予郡松前町、喜多郡内子町、上浮穴郡久万高原町です。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

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要支援2以上が入居対象です

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