西予市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「サービス付き高齢者向け住宅　さくら通り」をはじめとした、愛媛県/西予市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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西予市の老人ホーム・介護施設について

西予（せいよ）市は、愛媛県の南部に位置します。こちらでは「西予市での高齢者の暮らし」について紹介します。

西予市の特徴

西予市役所（Asasa198 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

西予市の人口は3万6,633人です。65歳以上の高齢者人口は1万5,823人で、高齢化率は43.19％となっています（2021年1月1日現在）。

西予市の面積は514.34㎢です。明浜（あけはま）町、宇和（うわ）町、野村町、城川町、三瓶（みかめ）町の5つで構成されています。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調（10月1日時点）」／西予市「西予市基本データ」

西予市の魅力

西予市は、山と海に囲まれた自然豊かな市です。秦皇山（しんこうざん）では、頂上の森林公園でバーベキューやキャンプが楽しめます。宇和海（うわかい）は複雑な構造のリアス式海岸を有し、真珠やハマチの養殖が盛んです。

また西予市には、歴史的建造物や古墳群といった多くの文化遺産が残っています。なかでも卯之町（うのまち）には江戸時代中期から昭和初期までの商家が立ち並び、古風な日本の町並みが見られます。「国の重要伝統的建造物群保存地区」です。

西予市は特産品の種類が豊富です。愛媛県を代表するミカンをはじめ、魚介類、米、ブドウ、乳製品を生産しており「四国一ともいえる多品目産地」となっています。

西予市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

西予市の主要な駅

西予市内には、JR予讃（よさん）線が走っています。主要な駅は「卯之町」駅です。特急列車「宇和海」が必ず停車します。

そのほか西予市では、市営バスや巡回バス、デマンド乗り合いタクシーが運行しており、市内の移動に便利です。

西予市役所

西予市役所の所在地は、西予市宇和町（うわちょう）卯之町3丁目434-1です。JR「卯之町」駅から徒歩約2分で到着します。バスを利用する場合は「西予市役所前」バス停と「卯之町駅」バス停から徒歩約3分です。

要介護認定の申請は、市役所長寿介護課または各支所生活福祉課で受け付けています。

参考：西予市役所

西予市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

西予市内には、計2カ所の地域包括支援センターが設置されています。西予市の地域包括支援センターは、本所と支所に分かれています。

参考：社会福祉法人西予市社会福祉協議会「西予市地域包括支援センター」

西予市のイベント

予讃線伊予石城駅（Bakkai - 投稿者自身による作品, CC 表示 3.0, リンクによる）

西予市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「乙亥（おとい）大相撲」は、毎年11月に乙亥会館で開催されます。プロ力士とアマチュア力士が対戦する全国唯一の大会です。大相撲力士と大学生アマチュア選手、実業団選手の取り組みが見どころです。また、幕内有名力士による稚児（ちご）の土俵入りがおこなわれます。

「宇和れんげまつり」は、毎年4月29日に「伊予石城（いよいわき）」駅周辺で実施されるイベントです。田園地帯一帯に咲くレンゲを観賞できます。また、レンゲ畑ではワラで作られた巨大なマンモス「わらマンモス」が見られます。来場者が参加できる「日本一の餅つき大会」といったさまざまなイベントが催されるほか、市内外から多くのグルメブースが出店するイベントです。

「奥地の海のかーにばる」は、毎年8月に朝立港湾埋立地で開催されます。海に向かって設置されたローラーの上をたらいに乗って滑る「人間カーリング」をはじめ、ユニークな企画が盛りだくさんのイベントです。魚のつかみ取りでは、ヒラメ、アジ、タイ、ハマチが取り放題となります。屋台村やグルメフェアもおこなわれ、夜には湾内から花火が打ち上げられます。

老人ホームや介護施設によっては、レクリエーションとして地域のイベントに参加する機会があります。気になる方は、あらかじめ施設に尋ねてみましょう。

西予市の高齢者支援制度

西予市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

はり、きゅう及びマッサージ等施術費助成事業

はり・きゅう・マッサージ等の施術費用の一部を助成する事業です。施術は西予市指定の担当者がおこないます。

年度内に24回まで使える助成券を発行します。助成券を使うと、施術1回あたり1,000円が割引されます。

対象者は、市内在住かつ住民税非課税世帯のうち「毎年4月1日の時点で満65歳以上の住民税非課税世帯の方」または「身体障害者手帳3級以上で住民税非課税世帯の方」です。

問い合わせは、長寿介護課または各支所生活福祉課で受け付けています。

参考：西予市「【補助】はり、きゅう及びマッサージ等施術費助成事業」

高齢者路線バス利用助成事業

公共路線バスを利用する際に運賃の半額を助成する事業です。バスの乗務員に助成券を手渡すと、運賃の半額でバスに乗車できます。助成回数は年度内に72回までです。36枚つづりの助成券を2冊まで交付します。

助成対象は片道260円以上の区間を利用した場合です。対象者は、西予市内に住所がある満70歳以上の方となります。ただし、身体障害者の方や運転免許証を自主返納された方など、すでに割引制度を利用している方は対象外です。

申請は長寿介護課各支所生活福祉課、各地区公民館で受け付けています。

参考：西予市「【補助】70歳以上の人のバス運賃を補助します」

西予市高齢者あんしんネットワーク

地元の事業者の協力を得て、地域ぐるみで高齢者を見守る取り組みです。高齢者の自宅で「新聞がたまっている」「洗濯物が干されたままになっている」といった異変を見つけた場合、地域包括支援センターや警察・消防署に通報してもらうよう事業者に依頼しています。協力者は、高齢者が立ち寄る商店や、普段高齢者と関わりを持つ事業所です。

参考：西予市「西予市高齢者あんしんネットワーク登録事業者を募集します！」

西予市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

西予市で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。西予市は大洲市、八幡浜市、宇和島市、上浮穴郡久万高原町、喜多郡内子町、北宇和郡鬼北町、高知県高岡郡檮原町に隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。