鴨川市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「あゆみ」をはじめとした、千葉県/鴨川市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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鴨川市の老人ホーム・介護施設について

鴨川市は、千葉県の南東部に位置する市です。こちらでは「鴨川市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

鴨川市の特徴

鴨川市役所（あばさー - 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, リンクによる）

鴨川市の人口は3万2,290人です。65歳以上の高齢者人口は1万2,423人で、高齢化率は38.47%となっています。鴨川市の面積は、191.14㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

鴨川市の魅力

鴨川市は、自然豊かな地域です。清澄山や嶺岡山地といった山々に囲まれ、南部は太平洋に面しています。市内には景勝地がたくさんあります。四方木不動滝は清澄を越えた先の秘境にあります。初夏の新緑や秋の紅葉といった四季折々の景観を楽しめます。鴨川松島は、大小7つの島の総称です。外房随一の名勝といわれており、「新日本百景」にも選定されています。

また観光スポットもいくつかあります。鴨川市の代表的な名所の一つ、「鴨川シーワールド」では、シャチイルカやシロイルカなどの海の生き物たちのショーを楽しめます。そのほか、天然温泉があることも魅力です。鴨川・小湊温泉では、日帰り入浴だけでなく雄大な景色を眺めながら宿泊ができます。

鴨川市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

鴨川市の主要な駅

鴨川市では、JR外房線とJR内房線が通っています。主要な駅は「安房鴨川（あわかもがわ）」駅です。2つの路線が乗り入れており、周辺には商業施設や飲食店、宿泊施設が点在します。

鴨川市では、路線バスやコミュニティバスが運行しています。複数の路線ルートがあり、駅前や医療機関などへの移動に便利です。

鴨川市役所

鴨川市役所の所在地は、鴨川市横渚（よこすか）1450です。「鴨川市役所」バス停から徒歩すぐに到着します。

要介護認定の申請窓口は、健康推進課介護保険係（ふれあいセンター内）で受け付けています。

参考：鴨川市役所

鴨川市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

鴨川市には、地域包括支援センターが3カ所設置されています（2022年4月12日現在）。そのほか、江見公民館内に相談窓口が1カ所設けられています。

参考：鴨川市「地域包括支援センター」

鴨川市のイベント

前原海岸（前原海水浴場）（World Imaging - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

鴨川市で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「鴨川市納涼花火鴨川大会」は、例年7月29日に前原横渚海岸で開催されるイベントです。約1万発もの色とりどりの花火が打ち上げられます。見どころは、海上から打ち上げられる水上花火と華々しいスターマインです。花火の打ち上げ前には、特設ステージでステージショーがおこなわれ、屋台も出店します。多くの人が足を運ぶイベントです。

「吉保（きっぽ）八幡神社やぶさめ」は、例年9月の最終日曜日に「吉保八幡神社」で開催される神事です。県の無形民俗文化財に指定されています。起源は鎌倉時代の半ばと伝えられています。約210mの馬場を疾走しながら3つの的に向けて矢を放ち、それを3回繰り返します。矢の当たり具合によって農作物の収穫の豊凶を占います。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

鴨川市の高齢者支援制度

鴨川市が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

介護用品（紙おむつ・尿取りパッド）の支給

在宅で要介護高齢者を介護している家族への支援を目的に、紙おむつや尿取りパッドを支給します。1回当たり5,000円相当の支給を、年度内に4回おこないます。利用料は無料です。

対象となるのは、要介護4以上の高齢者を在宅で介護している家族で、市民税が非課税の世帯です。

参考：鴨川市「介護用品を支給します。」

ひまわり配食サービス

食事づくりが困難な高齢者に、栄養バランスのとれた夕食を届けます。利用者の心身の状況や生活環境などをもとに、適した配食サービスを提供し、同時に安否確認も実施します。

利用料金は1食当たり450円で、おかずのみの場合は300円です。食事は週3〜5回、平日の夕方に配達します。土日・年末年始はお休みです。

対象となるのは、65歳以上の一人暮らしの方、65歳以上の高齢者のみの世帯、または心身障がい者のみの世帯の方です。

参考：鴨川市「高齢者で食事がお困りの方へ」

介緊急通報システムの設置

急病や発作などが心配な方の自宅に、受信センターへ連絡できる緊急通報システムを設置する事業です。ペンダント型無線発信機や家庭用端末機を設置します。受信センターでは、利用者の状態を確認し、必要に応じて救急車の出動要請や、医療機関・家族への連絡をおこないます。利用料金は、所得税額や住民税額に応じて費用負担があります。

対象となるのは、65歳以上の一人暮らし高齢者の方などです。

参考：鴨川市「高齢者福祉サービス」

鴨川市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

鴨川市で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。鴨川市の隣接地域は、富津市、君津市、勝浦市、南房総市、安房郡鋸南町、夷隅郡大多喜町です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。