習志野市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「なごやかレジデンス京成谷津」、「サービス付き高齢者向け住宅　「菊田癒しの家」」をはじめとした、千葉県/習志野市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 2件

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習志野市の老人ホーム・介護施設について

習志野（ならしの）市は、千葉県の北西部に位置する自治体です。こちらでは「習志野市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

習志野市の特徴

南西から見た習志野市役所の庁舎（Tanuki0306 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

習志野市の人口は17万5,197人です。65歳以上の高齢者の人口は4万933人で、高齢化率は23.36％となっています（2021年1月1日現在）。

面積は、20.97㎢です。習志野市は太平洋岸式気候に属しています。夏は季節風により湿気があり、冬は乾燥した風が吹く、温暖な気候です。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調（10月1日時点）」／習志野市「習志野市の概要」

習志野市の魅力

習志野市は生活に便利なエリアです。JR「津田沼」駅を中心に商業施設が広がっています。そのほか大型商業施設が近隣にあり「東京」駅までは最短28分で着きます。

一方で習志野市は、豊かな自然に恵まれた市です。「谷津干潟」は、ラムサール条約の登録湿地です。四季を通して多くの野鳥を観察できます。なかでもシギやチドリ類では国内有数の観察地です。

「谷津バラ園」では、1万㎡を超える広大な園内で世界のバラ800種類、7,500株を観賞できます。春は5月中旬から6月中旬、秋は10月中旬から11月中旬に見ごろを迎え、園内は多くの来園者でにぎわいます。

「習志野ソーセージ」は、保存料を使わず塩とコショウのみで味付けした習志野市の名産品です。第一次世界大戦中、農商務省が習志野市に収容されていたドイツ兵捕虜からソーセージの製造法を教わったため、習志野市は日本のソーセージづくり発祥の地といわれています。

習志野市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

習志野市の主要な駅

習志野市には、JR総武本線・総武線・京葉線、京成本線・千葉線、新京成電鉄が走っています。主要な駅は「津田沼」駅、「京成津田沼」駅、「新津田沼」駅です。「津田沼」駅から総武線快速に乗れば、成田空港にも1本でアクセスが可能です。

そのほか習志野市では、東習志野・実籾（みもみ）地域バスやハッピーバスといったコミュニティバスが運行しています。

習志野市役所

習志野市役所の所在地は、習志野市鷺沼2丁目1-1です。「京成津田沼駅」から徒歩7分です。バスを利用する場合は「習志野市役所」バス停から徒歩2分で到着します。

要介護認定の申請は、介護保険課で受け付けています。

参考：習志野市役所

習志野市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

習志野市では、地域包括支援センターを「高齢者相談センター」と呼んでいます。高齢者相談センターは習志野市に5カ所設置されています（2021年12月27日現在）。

参考：習志野市「高齢者相談センター（地域包括支援センター）」

習志野市のイベント

拝殿（2018年撮影）（Pat457 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

習志野市で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「あんば様」は、毎年3月に菊田神社でおこなわれている行事です。茨城県の「大杉神社」のお札を菊田神社に納めたところ天然痘が治ったことから始まりました。「あんばーおーせー大明神、悪魔を払ってよーいやせ」と唱えながら、おみこしが町内を練り歩きます。

「習志野きらっと」は、毎年7月に習志野市役所庁舎前広場周辺で開催されています。焼き鳥やかき氷の屋台が出店したり、バザーコーナーがあったりと、催し物が満載です。またステージでは音楽演奏やダンス、よさこいソーランが見られます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加するところがあります。興味がある方は施設に確認してみましょう。

習志野市の高齢者支援制度

習志野市が展開している高齢者支援制度をご紹介します。

運転免許証の自主返納制度

所有する運転免許証を自主返納した人に対して、京成バスが「ノーカーアシスト優待証」を発行する制度です。優待証を使うと、路線バスやコミュニティバスの利用料金が半額になります。優待証は、京成グループ15社の路線バスと、京成バスが運行するハッピーバスで利用できます。

対象は、過去1年以内に運転免許証を自主返納していて「運転経歴証明書」を持っている70歳以上の方です。問い合わせは、市役所高齢者支援課で受け付けています。

参考：習志野市「運転免許証の自主返納制度」

在宅高齢者紙おむつ等支給事業

対象者に紙おむつまたは尿とりパッドを支給しています。支給品は、テープ式またはパンツ式の紙おむつ、フラットタイプ、尿取りパッド（男性用、女性用、長時間用）のいずれかです。市民税の課税状況によって1年間の支給枚数が異なります。支給品は自宅まで配達されます。

対象は、以下の全てに当てはまる高齢者、またはその介護者です。

65歳以上で要介護3以上の認定を受けている
習志野市内に住所があり、現在自宅で継続的におむつを使用している

なお「介護認定で要支援・要介護1・2へ変更となった」「施設へ入所した」「3カ月以上の長期的な入院をした」「対象者が亡くなった」場合は、届出により支給が廃止されます。

問い合わせは、市役所高齢者支援課で受け付けています。

参考：習志野市「在宅高齢者紙おむつ等支給事業」

配食安否確認サービス（「食」の自立支援事業）

在宅の高齢者に栄養バランスのとれた夕食を届ける事業です。配達とあわせて安否確認を実施します。

利用料は1食あたり500円です。なお、所得などの状況によっては400円になります。配達日は、月～金曜日です。なお年末年始は除きます。

対象は、以下の全てに当てはまる方です。

習志野市在住で65歳以上の一人暮らしまたは高齢者のみの世帯
加齢や傷病などの理由によって自宅で自立した食生活を送るのが難しい方
安否確認のために必要となる緊急連絡票を提出できる方

問い合わせは、市役所高齢者支援課で受け付けています。

参考：習志野市「配食安否確認サービス（「食」の自立支援事業）」

習志野市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

習志野市で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。習志野市は、千葉市、船橋市、八千代市と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。