市原市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「アットホーム七夢郡本」、「アットホーム八幡」、「楽心」をはじめとした、千葉県/市原市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は12件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 12件

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市原市の老人ホーム・介護施設について

市原市は、千葉県の中央に位置する市です。北部は国内最大級の石油工業地帯やベッドタウンが広がり、南部は養老渓谷やゴルフ場といったレジャースポットが充実しています。ここでは、市原市での高齢者の暮らしについて、ポイントをご紹介します。

市原市の特徴

市原市役所（Okajun - 投稿者自身による作品, CC 表示 3.0, リンクによる）

市原市の人口は27万3,771人です。65歳以上の高齢者の人口は8万916人で、高齢化率は29.56％となっています（2021年1月1日現在）。

市原市の面積は368.17㎢で、千葉県で最も広い市です。市原市は、以下の表のように市内を大きく5つのエリアに分けられます。

エリア名	特徴
五井（ごい）・国分寺台エリア	市原市の玄関口であるJR「五井」駅を中心に、東京湾には国内最大級の石油化学コンビナート、内陸には上総（かずさ）国分寺跡や上総国分尼寺（かずさこくぶんにじ）跡が並ぶ、歴史と未来を感じる市の中心的エリア
八幡（やわた）・辰巳台（たつみだい）エリア	「八幡宿」駅周辺は区画整理が進行中で、辰巳台は戸建て住宅地へのリニューアルが進んでおり、生活基盤が揃った住みやすいエリア
姉崎・有秋（ゆうしゅう）エリア	国内最大級の石油化学コンビナートとベッドタウンとして栄えながら、東京湾アクアラインやアウトレットモールに近く、利便性の高いエリア
ちはら台・市津エリア	整備された街並みやショッピングモールが緑と調和する人気の住宅地。帝京平成大学の千葉キャンパス、ちはら台キャンパスがあり、「学術都市」としての一面があるエリア
三和・南総・加茂エリア	房総半島の中央に位置する、田園や里山、養老川に囲まれた、自然豊かな「癒し」のエリア

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省土地理院「全国都道府県市区町村別面積調29ページ」／市原市「市原市について」

市原市の魅力

市原市は、四季折々の自然を満喫できる、緑に囲まれた環境が魅力です。「五井」駅からほど近い場所にある「北五井緑道」は、春に満開の桜並木が広がり散策コースとして親しまれています。また「鶴舞公園」には600本のソメイヨシノが植えられ、昼間だけでなく、夜にはライトアップされた桜を楽しめます。

県内最大級の人造湖「高滝湖（たかたきこ）」は憩いの場として人気です。湖畔にある「市原湖畔美術館」は現代アートを楽しめるだけでなく、さまざまなワークショップが展開されています。さらに、施設内にある高さ28mの展望塔が見どころです。展望塔からは「ちば眺望100景」に選ばれた美しい光景を眺められます。

また、市原市では農業が盛んです。特産品には、市のブランド米「養老のめぐみ」や、大玉でみずみずしい「いちはら梨」のほか、「イチジク」「市原イチゴ」といった食農作物があります。

市原市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

市原市の主要な駅

市原市には、JR内房線、京成電鉄・京成千原線、小湊（こみなと）鐵道・小湊鉄道線が走っています。市原市内の主要な駅は「八幡宿（やわたじゅくえき）」駅です。「八幡宿」駅ではJR内房線を使えます。

市原市役所

市原市役所は、市原市国分寺台中央1丁目1-1にあります。JR内房線の「五井」駅よりバスに乗り「市原市役所」バス停で降りてすぐです。

要介護認定の申請は高齢者支援課、もしくは各支所で受け付けています。ただし、介護保険に関する相談は、各支所では対応していません。申請だけでなく相談がある場合は、必ず市役所の高齢者支援課に行きましょう。

参考：市原市役所

市原市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

市原市内には、合計9カ所の地域包括支援センターが設置されています。

参考：市原市「地域包括支援センター」

市原市のイベント

市原市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。

「上総いちはら国府（こくふ）祭り」は、10月に上総更級公園などで開催される市原市最大のイベントです。山鉾（やまぼこ）と山車（だし）の巡行、市民参加の練り踊り、「いちはら国府花火大会」と、多彩な企画が催されています。

「臨海三大まつり」は、市原市の姉崎地区・八幡地区・五井地区で開催されている「姉崎産業祭」「八幡臨海まつり」「五井臨海まつり」の総称です。演芸大会やビンゴ大会、模擬店といった企画が開催され、高齢の方でも楽しめます。

「椎津（しいづ）のカラダミ」は、2001年に県指定無形民俗文化財に指定された盆行事です。毎年お盆の時期に3日間にわたって開催されており、1日目は盆踊り、2日目は盆踊りに合わせて葬列を組む「カラダミ」、3日目にはカラオケ大会が催されています。新盆（にいぼん）の供養から城主の鎮魂、水難者の慰霊、疫病の防除と、さまざまな意味が込められている珍しい行事です。

市原市の高齢者支援制度

市原市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

はつらつ短期人間ドック助成事業

短期人間ドックの受診費用を一部助成してくれる制度です。助成金額は受診料の約7割で、2万円が上限です。市役所の高齢者支援課や各支所から申請できるほか、郵送でも受け付けています。

対象者は市原市内在住で、後期高齢者医療保険の被保険者で以下の4点を満たす方です。

納期限の到来している市税に未納がないこと
同年度において、はつらつ短期人間ドック助成事業または国民健康保険短期人間ドック助成事業に基づく助成を受けていないこと
同年度において、特定健康診査を受診していないこと
同年度において、後期高齢者健康診査を受診していないこと

引用：市原市「はつらつ短期人間ドック助成事業」

老人福祉センター

老人福祉センターとは「各種相談」「健康増進」「教養の向上およびレクリエーション」のために使える施設です。市内に5カ所設置されており、施設利用料は無料（浴室使用料のみ1人あたり100円）となっています。市原市在住で60歳以上の方であれば、どなたでも利用できるスペースです。

参考：市原市「老人福祉センターの利用について」

ふれあい給食サービス

在宅の高齢者で調理が難しい方を対象に、栄養バランスを考えられた夕食を配食し、提供時に安否確認をするサービスです。満65歳以上の一人暮らしや高齢者だけの世帯などが利用できます。ヘルパーやデイサービスといった食事サービスを利用する日を除き、平日の週5日まで利用可能です。

主食は米飯かおかゆのどちらかを選べます。副食は普通食、きざみ食、やわらか食、ムース食を用意しているので、自分が食べやすいタイプを選択可能です。1食あたりの料金は400円です。

参考：市原市「ふれあい給食サービス」

市原市で見つからない場合は周辺の地域までエリアを広げる

市原市希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。市原市は千葉市、茂原市、袖ケ浦市、木更津市、君津市、長生郡長柄町、長生郡長南町、夷隅郡大多喜町と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。