五所川原市のグループホーム
介護のほんねでは、「グループホーム こころ」、「グループホーム祥光苑」、「グループホームすこやか」をはじめとした、青森県/五所川原市の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は23件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。
検索結果 23件
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五所川原(ごしょがわら)市は、青森県の津軽平野のほぼ中央に位置しています。「津軽富士」と親しまれている岩木山(いわきさん)や一級河川の岩木川があり、自然に恵まれた地域です。こちらでは「五所川原市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。
五所川原市の人口は、5万3,204人です。そのうち65歳以上の高齢者の人口は1万8,679人で、高齢化率は35.11%となっています(2021年1月1日現在)。面積は404.20㎢です。
参考: 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(2021年1月1日現在)」/国土交通省 国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」五所川原市には、歴史的な遺産があります。五所川原市は文豪・太宰治の出身地として有名です。「斜陽館」は太宰の生家で、現在は原稿や本人愛用の机がみられる記念館になっています。近代和風住宅の代表例として、2004年に国の重要文化財に指定されました。「芦野公園」は、太宰が幼少期によく訪れた場所として知られている公園です。「日本のさくら名所100選」に選ばれており、春になると約1,500本の桜が咲きます。園内には津軽鉄道が通っており、古風な駅舎が来園者を和ませています。
「津軽森林鉄道」は、1906年にヒバ材を運ぶために作られた国内初期の森林鉄道です。鉄道の距離は支線を含めると283kmあり、日本で最長でした。自動車の普及により廃線となりましたが、2017年に林業遺産に認定されています。
名産品としては、五所川原市発祥といわれるりんご「御所川原」があります。果肉まで赤いのが特徴で、そのまま食べるほか、ジュースやジャムといった加工品も人気です。ほかにも、金木地区特産の馬肉や、十三湖の大和しじみがあります。
五所川原市には、JR五能線と津軽鉄道が走っています。主要な駅は「五所川原」駅や「津軽五所川原」駅です。
また五所川原市内には、路線バスや予約型乗合タクシーが運行しています。
五所川原市役所の所在地は、五所川原市字布屋町41-1です。「五所川原」駅から徒歩3分、「津軽五所川原」駅から徒歩5分で到着します。
要介護認定の申請窓口は、介護福祉課 介護給付係です。
参考:五所川原市役所地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。
「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。
五所川原市では、各地区の「在宅介護支援センター」が地域包括支援センターの役割を担っています。五所川原市内の在宅介護支援センターは9カ所です。
参考: 五所川原市「地域包括支援センターについて」五所川原市で毎年恒例となっているイベントやお祭りをご紹介します。
「五所川原立佞武多(たちねぷた)」は、毎年8月上旬に五所川原市内で開催されるお祭りです。高さ約20m、重さ約16トンの巨大なねぷたが、お囃子と「ヤッテマレ」という掛け声とともに市内を練り歩きます。
「五所川原産業まつり」は、毎年10月中旬につがる克雪ドームの駐車場でおこなわれるイベントです。地場産の農畜水産物や加工品、雑貨の販売があります。新鮮野菜のとれたて市や、道の駅、地元の農業高校による出店といったブースが立ち並び、会場には多くの人が訪れます。
「飯詰(いいづめ)稲荷神社裸参り」は、毎年12月31日に飯詰稲荷神社を中心として開催される行事です。無病息災と五穀豊穣を祈願する伝統行事で、江戸時代からの歴史があります。若い男性たちがまわしに白足袋を履き、鉢巻を巻いた姿で行列をなして練り歩くのが習わしです。「サイギ、サイギ、ドッコンサイギ、稲荷サマサ、ハチダイ、コンゴウドウサイ」という掛け声とともに飯詰稲荷神社を参詣します。
老人ホームや介護施設によっては、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加できることがあります。興味がある方は施設に確認してみましょう。
五所川原市が展開している高齢者支援制度をご紹介します。
重度の要介護高齢者を介護している方に、介護用品を支給する事業です。月に3,000円(年間3万6,000円)相当の紙おむつをはじめとする介護用品を支給します。
対象は「要介護4・5の在宅の要介護高齢者を介護している、市民税非課税世帯の方」です。問い合わせは地域包括支援センター高齢福祉係が受け付けています。
参考:五所川原市「高齢者のための保健・福祉サービス一覧」日常生活における困りごとを「相談・支援計画」に基づいて手助けします。具体的なサービスは以下の通りです。
各サービスの利用料は以下の通りです。
項目 | 料金 |
---|---|
福祉サービス利用の援助や必要な日常的金銭管理サービスにともなう利用料 | 1回当たり1,500円(おおむね1時間程度)
※生活保護受給者は無料 |
貸金庫利用料 | 月額500円 |
「相談・支援計画」作成料 | 無料 |
対象は「一人暮らしで不安を感じている方」または「暮らしの中で金銭管理が難しい高齢者や障害者の方」です。問い合わせは地域包括支援センター高齢福祉係が受け付けています。
参考:五所川原市「高齢者のための保健・福祉サービス一覧」24時間体制で緊急通報・相談に対応する事業です。電話機器本体、無線機、火災報知器、発信ペンダントを住居に設置します。
費用は、機器を買い取る場合は設置費込で6万6,000円、レンタルの場合は設置費無料でレンタル料が月額1,000円です。また会費として月額1,000円、その他自己負担があります。
対象者は「一人暮らしや高齢者のみの世帯」「病気や障がいで生活に不安がある方」です。問い合わせは地域包括支援センター高齢福祉係が受け付けています。
参考:五所川原市「高齢者のための保健・福祉サービス一覧」五所川原市で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。五所川原市は、青森市、つがる市、北津軽郡板柳町・鶴田町・中泊町、東津軽郡今別町・外ヶ浜町・蓬田村と隣接しています。
ここではグループホーム(認知症対応型老人共同生活介護)への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。
グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。
グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。
グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。
要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。
グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。
グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。
特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。
また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。
グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。
グループホームはほとんどの場合、定員が9~18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。
グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。
認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。
グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。
初期費用 | 月額費用 |
---|---|
0~数百万円ほど | 10~20万円ほど |
グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。
入居一時金は0~数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万~数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。
グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。
以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。
グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。
また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。
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