上北郡おいらせ町のグループホーム

介護のほんねでは、「グループホーム　あゆみの里」、「グループホーム　いこいの森」、「グループホームわたぼうし」をはじめとした、青森県/上北郡おいらせ町の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は4件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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上北郡おいらせ町の老人ホーム・介護施設について

上北郡おいらせ町は、青森県の南東部に位置している町です。こちらでは「上北郡おいらせ町での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

上北郡おいらせ町の特徴

ja:おいらせ町役場本庁舎（旧：ja:下田町役場）（Wakkubox - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

上北郡おいらせ町の人口は2万5,324人です。65歳以上の高齢者人口は6,938人で、高齢化率は27.40％です。上北郡おいらせ町の面積は、71.96km²です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2022年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（4月1日時点）」

上北郡おいらせ町の魅力

上北郡おいらせ町には、ショッピングセンターやホームセンターのほか、映画館の入った複合商業施設などがあり、買い物環境が整っています。八戸市や三沢市、十和田市までは10～30分でアクセスでき、町外でのショッピングも楽しめます。

南部には、十和田湖を源流とする奥入瀬川が流れています。奥入瀬川の河川敷にある「下田サーモンパーク」では、秋になるとサケが遡上する様子を間近に見ることができます。

おいらせ町を代表する冬の味覚は、奥入瀬川の河口付近が漁場となっているホッキ貝です。そのほか長芋は国内の生産量トップクラスです。

上北郡おいらせ町の主要な駅・町役場・地域包括支援センター

上北郡おいらせ町の主要な駅

上北郡おいらせ町には、青い森鉄道が通っています。主要駅は「下田」駅です。「下田」駅から下り列車を利用すると「三沢」駅「青森」駅方面に、上り列車では「八戸」駅「目時」駅方面にアクセスできます。

また、町内では市街地を循環する「町民バス」、事前に予約することで町内全域で利用できるデマンド型乗合バス「おいらバス」も運行しています。

おいらせ町役場

おいらせ町役場の所在地は、上北郡おいらせ町中下田135-2です。「おいらせ町役場前」バス停からすぐです。また青い森鉄道「下田」駅から徒歩約16分の場所にあります。

要介護認定の申請は介護福祉課で受け付けています。

参考：おいらせ町役場

上北郡おいらせ町の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

上北郡おいらせ町には、地域包括支援センターが1カ所設置されています（2015年5月14日現在）。

参考：上北郡おいらせ町「地域包括支援センター」

上北郡おいらせ町のイベント

上北郡おいらせ町で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「百石（ももいし）えんぶり」は、例年2月15日から17日に若宮八幡宮で開催される郷土芸能です。青森県南部地方に広く伝わる「えんぶり」は、年の初めに豊年満作を祈る伝統行事として190年以上の歴史があり、国の重要無形民俗文化財に指定されています。太夫と呼ばれる踊り手の烏帽子が地面につくほどの激しく舞います。

「おいらせ百石まつり」は、例年9月第3金曜日から第4月曜日まで本町地区を主な会場にして開催されるお祭りです。秋の豊作や大漁を祈願するお祭りで、明治時代から続いています。町を練り歩く豪華な山車や神輿行列を楽しめます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

上北郡おいらせ町の高齢者支援制度

上北郡おいらせ町が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

高齢者に食事を届けるサービス

自身での食事の準備や調理が困難な高齢者で、周囲の援助が受けられない方や低栄養の方に昼食（弁当）の配食をおこない、あわせて安否確認をします。利用できるのは月曜日から金曜日の週5回までで、利用料は1食あたり300円です。

対象となるのは、65歳以上の一人暮らしの方、高齢者世帯の方、身体障がい者などで、自力で食事の準備や調達をするのが困難な方です。

お問い合わせは介護福祉課地域包括支援センターで受け付けています。

参考：上北郡おいらせ町「高齢者に食事を届けるサービス」

見守りマップの作成

災害のときの安否確認、見守り訪問ができるように要支援者名簿や安否確認用の住宅地図を作成しています要支援者名簿、安否確認用住宅地図は関係機関が共有し、登録者には緊急連絡カードを配布します。

対象となるのは、65歳以上で一人暮らしの方や高齢者のみの世帯、持病や障がいがあり、民生委員が見守りを必要と判断した方です。

お問い合わせは介護福祉課地域包括支援センターで受け付けています。

参考：上北郡おいらせ町「見守りマップ」

外出支援サービス

タクシーを含む一般の交通機関の利用が難しい在宅高齢者や身体障がい者の外出をリフトバスなどを使って支援します。自宅と医療機関または役場などの間の移送、町内で転院する場合に使える制度です。月5回まで利用可能で、利用料金は送迎時間30分まで1,000円、以降15分ごとに250円加算されます。

お問い合わせは介護福祉課地域包括支援センターで受け付けています。

参考：上北郡おいらせ町「外出支援サービス」

上北郡おいらせ町で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

上北郡おいらせ町で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。上北郡おいらせ町は三沢市、八戸市、上北郡六戸町、三戸郡五戸町に隣接しています。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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